第4回プロセス化学東四国フォーラムセミナー(2011.03.05) タイトルの講演会が 徳島文理大学アカンサスホールで行われました.薬品化学の角田先生が会の幹事の一人を務めておられます.これまで,三回のセミナーがありました.第4回は,塩野義製薬株式会社 CMC技術研究所の 増井義之 先生を講師に迎え, 「プロセス化学の最前線:鈴木-宮浦反応のスケールアップ事例」 というタイトルで講演していただきました. ノーベル化学賞に輝いた反応が,プロセスの世界,超大量スケールでどのように行われているか,非常にわかりやすく丁寧に講演して下さいました.実験室レベルでは,比べものにならない量ですから,参加者から溜め息のような声が漏れることもしばしばでした. 3L反応で,はぁはぁいってるようではまだまだ甘いなぁと感じたしだいです. その後,幹事の先生が入って「学生時代に何を知っておくべきか?」というタイトルでパネルディスカッションが行われ,学生に企業に就職する前に心がけておくことなどを討論していただきました.大いに刺激なったと思います. PR